Monthly Letters 2008
5月●当事者意識
 こんにちは、HOSMEDIC 深川です。

 今回のテーマは、「当事者意識」です。

 最近、「当事者意識」を持つ人が少なくなっているように感じます。
 「当事者意識」を持つことは医療者にとって必要不可欠な要素だと考えます。
 自分のミスも他人のミスもすべては自分の宝であり、共有し検討することでスタッフ全員の宝になり、さらには患者さんに対しても大切な宝になるからです。
 残念なことに「その場にいなくてよかった」「私には関係ない」というような空気を感じることが年々増えています。
 このような意識は、2つの悪い空気を作ります。
 ひとつは、わからないことやミスを隠す空気。もうひとつは、「患者さん第一」<「自分第一(保身)」という空気です。
 患者さんに最高の医療(ハード面+ソフト面)を提供するために、医療人は常にものごとを追求していく意識が大切です。
 特にソフト面は、一人一人の意識次第で良くも悪くもなります。
 「当事者意識」をみんなが持ち、患者さんとスタッフの皆さんにとってより良い現場を作る“空気作り”を心がけてみませんか。


※このコーナーで取り上げて欲しいテーマやキーワードなどがありましたら、メールでお寄せください。

1月●人付き合いのコツ
 あけましておめでとうございます。HOSMEDIC 深川です。本年もよろしくお願い申し上げます。

 新年はじめのテーマは「人付き合いのコツ」です。

 職場でもプライベートでも、身近に「苦手な人」はいるものです。
 同じような考え方や感じ方をする人が自分の周りにいると、人は自分が守られているような安心感を抱きます。
 しかしそのような環境は「お互いに高めあえる環境」からは遠くなってしまいます。

 いろいろな環境の下で育った人と出会い、自分との違いを知ることで視野は広がり人間性も膨らむもの。
 人付き合いに偏りを持つと、人間力が停滞します。
 付き合う人の偏りをなくし、他人の良い面を見られるよう、まずは自分で意識してみませんか。