Monthly Letters 2007
10月●マナー、接遇、ホスピタリティー
 「今まで参加した研修と同じ内容であった」
 「新しい発見がなかった」
 「精神論でなく、すぐ使えるものがもっとあればよかった」
 以上のような事後アンケートは毎回一割程度あります。

 アンケートで前記のような回答をする人は、どちらかと言うと頭でっかちの人。
 そんな人に限って、人付き合いを面倒がったり、表面上の付き合いしかしなかったりする傾向が見られます。
 私たちHOSMEDICは、そんな人がいてもスタッフ全員のモチベーションをあげる「きっかけ」をつくる提案や研修を提供いたします。

 心を相手に届けるには、「精神的」面のスキルと「技術」面のスキルをバランスよく持つ必要があります。
 施設の方針に合ったバランスの良いご提案します。どうぞお気軽にお問い合わせください。


※このコーナーで取り上げて欲しいテーマやキーワードなどがありましたら、メールでお寄せください。

3月●患者中心の医療
 ご無沙汰をしています。HOSMEDIC 深川です。
 異常気象のために春が早くやってきそうですが、日本古来の情緒が薄らいでいるようにも感じます。

 さて、今月のテーマは「患者中心の医療」です。この言葉はよく耳にもしますし、私自身口にもします。

 先日ある医療機関の全スタッフに、チーム医療での各職(受付、検査、看護、医師)の相関図を書いていただきました。
 その結果、5%のスタッフからしか患者中心医療の理想的な回答がありませんでした。
 95%のスタッフは、自分中心に物事を考えたり、患者の皆様からの支持よりもドクターや同じ部署の仲間からの評価を気にしたりする傾向が強いという結果がでました。

 接遇、ホスピタリティ、患者中心の医療とここ数年意識は高まっていますが、患者さんに最高の医療を提供する側が本来持つべき「心得の礎」がしっかりしていないように思います。

 今一度立ち止まり、本来大切にすべき医療人のあり方を医療機関ごとに考えてみる時期なのではないかと感じています。